JFK
高校生のころ、自分が世界を変えるような仕事をするもんだと思いこんでいて、それでも映画ばかり見ていたのね。
そんなときに、心を打ち抜かれたのがこの「JFK」という映画。
このJFKというのは、暗殺されたアメリカ大統領、ジョン・F・ケネディのことですが、主人公はケネディではなく、この暗殺事件を追いかける検事の物語。
暗殺というのはふつうの殺人事件と違って、犯人のうしろに大物がいます。
ケネディの場合、直前に大統領のスケジュールが変更されたり、パレードのルートが本来ありえない道筋だったりと、撃った人ひとりだけでは絶対にできないことがたくさんあり、それができる人は政府内の人だけなわけです。
政府やマフィアやら、とにかく「敵にまわしたら勝てない人たち」をおもいっきり敵にまわして戦っていく主人公。
本当にあった話なので、スパーンと解決しない(重要な証拠は2038年までみることができない)んだけど、最後に主人公が言います。
本日の名言
It’s up to you.(あなた次第だ) ジム・ギャリソン(検事)
バビの解説
自分が生きている間は、証拠が開示されないなら、息子が見るし、それでもダメなら孫が、その次の世代がと、真実を手に入れるまで、努力は続く、そしてそれはあなた次第だ カメラ目線でいうので、まるで僕自身に言われているような気がしたものです。
こういう時、映画のパワーが自分のパワーになるんですよね。